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作品概要と打ち切り疑惑の真相
『堕天作戦』は、山本章一先生による日本の漫画作品です。2014年8月6日から同年11月14日にかけて開催された「裏サンデー第3回連載投稿トーナメント」にて得票数1位を達成し、マンガワン及び裏サンデーにて連載が開始されました。
その後、WEB漫画総選挙2019にて第3位を獲得しましたが、2020年2月より休載が続き、2022年10月31日をもってマンガワン・裏サンデーともに掲載が終了しました。
そのため打ち切りになったと勘違いをされている方もいますが、現在も電子書籍の形態でAmazonのkindleにて作品が継続されています!
私も「マンガワン」にて毎月更新日に読みにいくほど楽しみにしていましたが、休載期間が長くなったので、このまま打ち切られてしまうのではないかと心配していました。
作品の進捗状況等は作者のXアカウントにて確認できます。X 『堕天作戦』公式
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あらすじ
遥か未来の世界で、人類と魔人の戦争が続く中、不死者アンダーが旅を続けるダークファンタジー作品です。人間に戦争の道具として利用されていたアンダーは魔人の捕虜となり拷問を受けながらも、不死の再生能力を持ち、何度も復活を繰り返していました。この再生力はすさまじく、首を切られるどころか、血の一滴からすら復活を果たします。アンダーは戦争の道具として利用されたことや、度重なる拷問により人間性を失っていましたが、魔人の研究者レコベルとの出会いを通じて生きる意志を取り戻し、自らの不死の謎や天上に浮かぶ「星」の謎を解明するために旅を続けます。
独特な世界観とアートスタイル
引用:堕天作戦
『堕天作戦』の絵柄は、緻密でダークなトーンが特徴です。怪蟲(かいこ)竜といった異形の生物たちも登場し、最初は絵柄で好き嫌いが分かれるかと思いますが、読んでいくうちに独特の世界観に引き込まれて読むのが止まらなくなる作品です。
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世界観と設定の魅力
『堕天作戦』の世界観は、未来の地球を舞台に、人類と魔人が繰り広げる戦争の中で描かれています。この世界では、科学技術と魔法が共存し、異形の生物や高度な技術を持つ種族が登場します。
引用:堕天作戦
超人機械
300年以上前に誕生した人類を凌ぐ人工の知性体であり、現在は姿を確認できない。人類にいくつもの奇跡を与えており、魔人や竜、不死者などは超人機械がもたらした奇跡とされる。
超人機械を打倒するために人類が行った数々の試みが、神のごとき存在を地に堕とすものとして「堕天作戦」と称された。
作中では当初から人間と自然な対話ができていたとされていることから、機械化によって超越を遂げた人間ではないかと推測されている。
魔人
魔法を扱う人間の亜種。魔法により人類との戦争を有利に進めているが、短命であり寿命は約30年である。魔人の世代交代の早さから魔法については、早期に結果が出せる応用研究が中心となっており、基礎研究が進んでいない。
幼体成熟
魔人に一定数見られ、脳も身体も代謝が活発な幼少期に固定される。通常の魔人と比較し、魔力が高く、生命力も強いことが特徴。高い身体能力を持つが、同時に子どものような好奇心で行動することが危ぶまれる描写もみられる。
腐鉄菌
鉄などの金属を他元素に変化させてしまう菌。先史時代の戦争のさなかに魔人によって撒かれ、それまで人間優勢であった戦況を大きく覆すとともに、科学文明を崩壊させた。
戦争のあり方自体を一変させるもので、ガンダムでいうところの「ミノフスキー粒子」のような存在。
キャラクター紹介
アンダー
引用:堕天作戦
本作の主人公である「不死者」。15号目の「不死者」として、再生能力を持ち、戦争の道具として利用されてきた。現在は「星」や不死者の謎を追い求め、各地を旅している。
レコベル
引用:堕天作戦
魔軍枢機国オーパスの研究者で幼体成熟。アンダーの不死性を研究しており、彼に生きる意志を取り戻させた。療術と念波を操る能力を持つ。
フランシスコ・バルトロム・ピロ
引用:堕天作戦
魔軍枢機国オーパスの天才炎術師にして史上最年少で旅団を任される。横暴な性格で人望はなく、度々謀反を起こされるが高い戦闘能力で返り討ちにしている。本作最初の敵キャラなためかませ犬かと思われがちだが、話が進むにつれて本当に最強であることが徐々に判明していく。
コサイタス
引用:堕天作戦
戴天党の総裁にして戦略級魔法「ゼロ旋風」を使う魔人。かつては魔軍に所属していたが、現在は戴天党を率いている。
ルビー
引用:堕天作戦
魔竜カトラスと共に戦う傭兵。強力な戦士であり、現在は戴天党の傭兵として活動している。
ボルカ
引用:堕天作戦
魔軍枢機国ダルカバルの英雄で「雷撃将」「雷公」などと称される一騎当千の爆術士。
ストーリーとテーマの分析
『堕天作戦』は、人間と魔族の戦争を背景に、生命の価値や不死の意味を問いかけるダークファンタジーです。主人公アンダーの旅は、自己探求と再生の象徴であり、彼が出会う仲間たちとの関係性が物語の中心となっています。
物語全体を通じて、戦争の無意味さや生命の儚さが強調されており、キャラクターそれぞれが抱える苦悩や希望が物語に深みを与えています。不死者であるアンダーが自らの存在意義を見つけ出そうとする過程は、読者に共感と考えさせられるテーマを提供します。
『堕天作戦』は、哲学的な問いかけを含む深い作品であり、そのテーマの多層性が読者を引き込む大きな魅力となっています。
感動の瞬間と名シーン
『堕天作戦』には、読者の心を揺さぶる感動的な瞬間や印象的なシーンが数多く存在します。私が特に好きな話をここで3つ紹介します。
虚空処刑:第1巻
引用:堕天作戦
記念すべき第一話。※堕天作戦の話は全て4文字熟語となっています。
アンダーとレコベルの出会いは、物語の重要なスタートとなります。何度も処刑と復活を繰り返してきたアンダーがレコベルの言葉によって生きる意志を取り戻します。このコマを見たとき「すごい作品が始まったな」という感想を持ち、今後も読み進めたいと思いました。
修羅胎動:第3巻
引用:堕天作戦
この話はアンダーはあまり登場せずに、サブキャラクター達が活躍する話となります。
特にダルカバルの英雄である「幼体成熟」の魔人「ボルカ」を中心として話が進んでいきます。これまであまり説明のなかった「幼体成熟」について、ボルカの過去の回想等により説明がされていきます。
戦争を通じ人類勢力と魔人勢力の関係性が説明されるとともに、子どもの心を持ったまま大人になるとはどういうことかを考えさせられる話となっています。
地獄献上:第5、6巻
引用:堕天作戦
この話は「戴天党」の総裁である魔人コサイタスを中心に話が進んでいきます。コサイタスの回想を通じて「戴天党」の設立や各メンバーの過去が語られます。
これまでほとんど描写のなかったコサイタスですが、この話を機に非常に好きなキャラクターになり、読後の喪失感は説明し難いものがありました。
また、この話の掲載後すぐにマンガワンでの連載が休載となったため、単行本化されるのに非常に時間がかかった話となっています。私含め当時のファンはマンガワンで何度もこの話をポイントを使って読むこととなりました笑
まとめと個人的な感想
『堕天作戦』は、人類と魔族の戦争を背景に、生命の価値や不死の意味を問いかける深いテーマ性を持つダークファンタジー作品です。緻密な描写とダークなトーンが特徴のアートスタイル、複雑なキャラクターたちの関係性、そして感動的な瞬間や名シーンが数多く描かれており、読者を引き込む魅力に満ちています。
戦争の無意味さや生命の儚さが強調される中で、キャラクターそれぞれの苦悩や希望が物語に深みを与えています。『堕天作戦』は、哲学的な問いかけを含む作品であり、その多層性が読者を引き込む大きな魅力となっています。読者には、ぜひこの作品の世界観とキャラクターたちの物語を楽しんでほしいです。
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