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「はねバド!:絵柄が激変⁉ アニメ化もされたバドミントン少女たちの青春と成長のドラマ」

2024年7月10日

※本ページはプロモーションが含まれています。

作品概要

『はねバド!』は、濱田浩輔先生による日本の漫画で、高校女子バドミントンを題材にした作品です。『good!アフタヌーン』にて2013年から2019年まで連載され、全16巻が刊行されています。バドミントンの試合描写と共に、登場人物たちの成長や人間関係を描くことが特徴です。また、アニメ版も2018年に放送されました。

あらすじ

神奈川県の北小町高校バドミントン部を舞台に、元バドミントンの天才少女・羽咲綾乃の物語が展開されます。綾乃は幼少期に母親からバドミントンの英才教育を受けるものの、母親が突如失踪したことからバドミントンへの情熱を失います。しかし、北小町高校でバドミントン部に誘われたことをきっかけに、再びバドミントンの世界に戻ることを決意します。

北小町高校バドミントン部には、個性豊かな部員たちが揃っており、それぞれが異なる背景や目標を持っています。特に、バドミントンに情熱を燃やすコニー・クリステンセンや、自身の成長と向き合う荒垣なぎさとの関わりが綾乃に大きな影響を与えます。部員たちは互いに切磋琢磨しながら、インターハイや全国大会を目指し、努力を重ねます。

物語を通じて、綾乃はバドミントンへの愛と再び向き合い、自身の成長を実感していきます。対戦相手や仲間との絆を深めながら、彼女は自身の過去や母親との関係にも向き合うことになります。このように、『はねバド!』は、スポーツを通じた青春群像劇として、感動的なストーリーを展開しています。

絵柄の変化

連載初期と比べて、単行本4巻以降から絵柄が大きく変化しています。これは作者が物語の描き方を模索する中で、試合の描写をより迫力のあるものにするための工夫として取り入れたものです。この変化により、作品のリアリティと臨場感が増しています。
初期の可愛らしい絵とのギャップが、当時ネットで話題となりました。私自身もあまりの変化に驚いて面白半分で作品を読み始めましたが、今では素晴らしい作品と出会うきっかけとなったことに感謝しています。

これは1巻と5巻の表紙ですが、どちらも同一人物です笑

キャラクター紹介

『はねバド!』には、個性豊かで魅力的なキャラクターが数多く登場します。以下に主要なキャラクターを紹介します。

羽咲 綾乃

引用:アニメ はねバド!

北小町高校1年生で、身長151センチメートルと小柄な体格ながら驚異的な運動神経を持つ。バドミントン部のコーチである立花健太郎にその才能を認められ、入部の勧誘を受けることになる。本人はバドミントンの経験はあるが好きではなく、入部に消極的だったが、なぎさとの賭けに敗れ、コニーの言葉もあり入部を決める。

高い選球眼と瞬発力、読みの鋭さを生かした守備力重視型であり、多彩な攻撃手段を持つ。しかし、小柄な体格のため筋持久力や体力面に不安があり、特に攻撃面においては決定力が弱い。また、メンタル面も脆く、伸び悩むことに対する不安を抱えている。

荒垣 なぎさ

引用:アニメ はねバド!

北小町高校女子バドミントン部主将で3年生。ショートカットの美少女で、スタイルがよく、豊満な胸を持つ。に攻撃重視型のバドミントンを仕掛け、威力抜群のジャンピングスマッシュを武器とする。全国レベルの実力を持つが、選球眼に劣り、際どい弾道に対応しすぎるため膝を故障することもある。

全日本ジュニア選手権でまだ中学生だった綾乃にストレート負けしたことに起因し、鋭いスマッシュが打てなくなるスランプに陥っていたが、試合や部員との交流を通じて自分のプレーを取り戻していく。

コニー・クリステンセン

引用:アニメ はねバド!

デンマーク出身のプロ選手で、綾乃にとって一度も会ったことがない義理の妹。身寄りの無い孤児だったが、綾乃の母、有千夏に育ててもらい、彼女のことを肉親同然に慕っている。バドミントンの英才教育を受け、天性のセンスと恵まれたフィジカルを持ち、日本に留学する。

芹ヶ谷 薫子

引用:アニメ はねバド!

港南高校の1年生。頭部のリボンとツーテールが特徴で、身長はそこそこ高く、パワーもある。髪が桃色で、高慢なお嬢様。「ですわ」が口癖。思い込みの激しい性格だが、データや技術を巧みに操り、相手の裏を掻くコントロール重視型。中学生県大会優勝者で全中出場の経験があり、高校インターハイでは大会優勝候補とされる実力者。

立花 健太郎(たちばな けんたろう)

引用:アニメ はねバド!

北小町高校バドミントン部男子女子兼任のコーチで。あざみ野体育大学に通う大学生。北小町高校のOBであり、バド部のコーチとして赴任するが、彼の厳しい練習が原因で半数以上の部員が退部し、部員集めに追われることとなる。

実はインターハイ男子個人シングルス制覇の実績があり、オリンピックに出て金メダルを獲る夢を持っていたが、膝の大怪我でオリンピック選手への道を断念した過去がある。

漫画版とアニメ版の違い

『はねバド!』は、原作の漫画とアニメ版でいくつかの違いがあります。違いはストーリー展開、キャラクターの設定の違いについていくつか紹介します。

ストーリー展開

アニメ版は、全13話という限られた時間で物語を描くため、特定のエピソードやキャラクターの背景が省略されたり、簡略化されたりしています。一方で、アニメ独自のオリジナルエピソードが追加されることもあります。

キャラクター設定

キャラクターの設定にも違いがあります。例えば、綾乃の性格描写はアニメ版ではより感情的に描かれており、また、荒垣なぎさや立花健太郎のバックグラウンドもアニメ版では詳しく描かれており、彼らの内面や動機が視聴者により伝わりやすくなっています。

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スポーツ描写のリアリティ

『はねバド!』は、バドミントンを題材にした作品であり、スポーツ描写のリアリティが高く評価されています。以下に、そのリアリティを支える要素を紹介します。

実際の技術や戦術の描写

『はねバド!』では、バドミントンの実際の技術や戦術が詳細に描かれています。選手たちのスマッシュ、ドロップショット、ネットプレーなどの動きがリアルに再現されており、視聴者や読者にとって臨場感あふれる試合シーンを提供しています。特に、綾乃の左手から繰り出されるカットスマッシュや、なぎさのジャンピングスマッシュなどは、実際のバドミントンの技術を忠実に反映しています。

キャラクターのフィジカルとメンタル

キャラクターたちのフィジカルとメンタルの描写もリアリティを高める要素です。綾乃の小柄な体格が持つ筋持久力や体力面での課題、なぎさの膝の故障など、選手たちが実際に直面する問題が描かれています。また、試合中のプレッシャーや集中力の維持、勝利への執念など、精神的な側面も詳細に描かれており、選手たちの内面の葛藤や成長がリアルに感じられます。

綿密なリサーチ

『はねバド!』のリアリティは、作者の濱田浩輔がバドミントンの専門家や選手たちにインタビューを行い、綿密なリサーチを行ったことによって支えられています。これにより、作品内で描かれるバドミントンの技術や試合の流れが現実に即したものとなっており、バドミントン愛好者や選手たちからも高く評価されています。

ダイナミックな試合描写

試合シーンでは、キャラクターたちの動きや表情、コート上の駆け引きがダイナミックに描かれています。特にアニメ版では、ライデンフィルムの高品質なアニメーションがこれを実現しており、選手たちのスピード感や緊張感が視覚的に強調されています。漫画版では、繊細な描写とコマ割りの工夫により、試合の緊迫感や選手たちの心情が細やかに表現されています。

これらの要素が組み合わさることで、『はねバド!』はスポーツ描写のリアリティを高め、視聴者や読者に深い感動を与える作品となっています。

感動の瞬間と名シーン

『はねバド!』は、感動的な瞬間や名シーンが数多く描かれていますが、私が一番印象に残っているのは単行本の5~7巻で描かれる綾乃となぎさが対決する県大会決勝戦です。

引用:はねバド!

この試合は作者自身も「何も描くことが無くなる程、この試合は全力で描けた」と語っています。途中あまりの盛り上がりに「これで最終回か⁉」と思いました笑

なお、アニメ版は制作時期の関係で、この県大会決勝戦が最終回となっています。

まとめと個人的な感想

『はねバド!』は、高校女子バドミントンを題材にした作品で、スポーツマンガとしてだけでなく、キャラクターの成長や人間関係を深く描いた物語です。以下に、作品の魅力と個人的な感想をまとめます。

リアルなスポーツ描写は、この作品の大きな魅力の一つです。バドミントンの試合シーンは、技術や戦術が詳細に描かれており、読者や視聴者に試合の緊張感や迫力を伝えています。試合中のキャラクターの動きや表情、コート上の駆け引きがダイナミックに描かれており、バドミントンの魅力を存分に味わうことができます。

キャラクターの深い描写も、この作品の特徴です。主人公の羽咲綾乃をはじめとする登場キャラクターたちは、それぞれが複雑な背景や内面を持っており、試合を通じて成長していきます。綾乃が再びバドミントンと向き合う決意をするシーンや、荒垣なぎさがスランプを克服するシーンなど、キャラクターの成長が感動的に描かれています。

また、アニメーションのクオリティも高く、ライデンフィルムによる迫力ある試合シーンや美しいビジュアルが印象的です。アニメ版では、原作の漫画とは異なる視点でキャラクターの心情や物語が描かれており、ファンにとって新たな楽しみ方を提供しています。

総じて、『はねバド!』はスポーツマンガの枠を超えた感動的な作品であり、多くの人に愛される理由がここにあると感じました。バドミントンのファンだけでなく、スポーツを愛するすべての人におすすめできる作品です。

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